池辺晋一郎音楽美学講話
今年度最後の音楽総合講座は池辺晋一郎先生の音楽美学講話でした。
最初に、作曲はやればやるほどわからなくなってくる~から始まり、とてもよくわかるわ~とそこから共感、次に先生の生い立ちから、音楽に纏わる様々なエピソードで楽しく人生を聞かせていただき、本格的な音楽美学のお話も、モーツァルトシンフォニー40番で音程、音の跳躍、ブラームスでリズムと拍子、基礎節でフレーズ、、、と、先生のお得意な駄洒落を交えて、かなり流暢な講義、飽きることなく引き込まれ流石!なんだかそのままテレビ番組見ている勢いで聞かせていただきました。
あ~!オモロカッタ!笑
私が一番印象に残ったお話は、、、。
伝えることの重要性。山にすむある芸術家、ひとりで暮らして誰も彼を見たことがなく、絵を描いていると言っても誰もその絵をみたことがなく、それで彼は芸術家といえるか?の話。その絵を見せる機会がなければ誰にも伝わらない~!
だから、芸術家は伝えることをしなければ芸術家とは言えない。
確かに、、、。
そしてさらに先生が仰るには、文章を書くことも伝える行為のうちであると。
確かにまた然り!
ワタクシ、作業で終わりそうになることをよく経験してますから(;^_^Aわかります。
PTNAのこのシリーズは本格的な一流講師陣の充実した講座で、自立した音楽家のmindを育成し、深い知識を与えてくれる学びの時間、当然PTNAですからピアノ指導者の方々ばかりですが、なかには私のように畑違いの方も向学のために参加され、熱心な方ばかり全国から集っていらしてます。
今日は今年度最終日で修了式と軽いお食事で懇親会。和やかで楽しく、またいろんな方とお目にかかれた機会となり、以前からご挨拶しなくてはと気になっていた方々と一度にお目にかかれました。まるで神様がこの時を与えてくれた?いやこれは、何度かお誘いしてくださった担当者様のお陰です、ありがとうございました。
斯くして、お供えもちは、干からびてカチカチになるところを、お水につけてまた復活、今度は小さく口にしたらお汁粉にでもいれて、美味~となれば最高。
素顔のままで、私らしく。
新しい出会いと学びの一日、たくさんの気づきもプラスに転じ、久しぶりに晴れやかな気分を過ごしました。
お世話になった皆様、これからも、どうぞよろしくお願いします。
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