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2015年3月 3日 (火)

最後の飯塚定例会

96年に私自身がこの支部の立ち上げ業務を請け負って発足したjet飯塚支部。たくさんの思い出があります。その支部を今回、組織改編とは言いませんが、諸々の状況を考えて統合へと、この飯塚支部の先生方には近隣の同じ系列の楽器店へと移籍していただいて、飯塚支部自体は終了とさせていただくことになり、今日がその最後の定例会でした。

当初30名ほどの規模で、元気のよい活気あふれる支部のカラーがあり、土地柄でしょうか、皆様の一致団結力は素晴らしくて、いつもアドバイザー業務を支えていただいてました。

他支部の担当へと私は移動することになって、飯塚を2年で離れ、2004年に東京に戻ってほどなくしてから、東京からでも伺っていた小倉に加えて飯塚をまた担当することになったのが2009年ぐらいだったかと思います。

すでに支部の歴史は作られて、ベテランの先生方は卒業され、私が立ち上げた時に新講師の新人会員さんが今まさに旬のメインの会員さん!

教室活動においても、一番活気あふれる時期にいらっしゃるのではと思う時期、そんな先生方、残ってくださる方、毎回定例会にお見えになっていただく方は、約6名になっていました。

その小規模の支部でありつつも、彼女たちはその中でエレクトーンの普及を行い、イベントづくりのプロのようにサウンドカーニバルを頑張って来てくれました。

お店の中には、照明設備もある小さなホールもあり、何とかこの施設をもっともっと生かせないかなと・・・・。ビル一つを全部サウンドカーニバルjet夏祭りにして使って、スタンプラリーに金魚すくい、クイズコーナー、子供たちの絵も作品として展示したり、お絵かきコーナーもあるし・・・もちろんフレンズコンサートにサウンドカーニバルのステージは、当然盛り上がってます! その発想と実行力には脱帽。そして彼女たちは回を重ねるごとにその経験値をバネに成長していってくれました。

今でも私はアドバイザーとして誇らしく思っています。

手の届く感動、できる範囲でできることを共感するエレクトーン、そんなモットーがありました。

なので、支部終了はとても苦渋の決断だったのですが、その先に見える生徒さんの未来、教室活動を考えると、思い切ることになりました。

生き残っていくには、時代の流れをうまく泳いでいくことも必要だと。

今日は、今後の移籍をどうするかの報告や、エレクトーン講師としてこれから考えてほしいことなどを先生方の言葉に乗せながら自然に何とか伝えたくて、いろんなことを話しました。

小さな支部だからこそ直接伝えられる気持ちもあります。最後のアドバイザーの押しつけがましいアドバイスだったかも(^^ゞ私とは世代の異なる彼女たちにすーっと入っていくとはとても思えないのだけれど、いつか彼女たちが私の年齢になったら、思い出してくれることがあればという思いでした。

飯塚からエレクトーンの灯が消えないように、彼女たちが移籍しても、ますます輝くように、教室活動も曇ることがないようにしてやらなくてはと思っています。そう、また来月隣の支部で会えるんだもの、これでお別れではないんだもの・・・・

お店のスタッフさんにも、もっといろんなお話をしてご挨拶したかったのですが、とても20年の重みは深くて、涙でも出たら大変! 言えませんでした。

こんなだから、きっと定年退職されるオジサマとか、うちの主人なんかも、いろんな思いが交錯するってことよね・・・・

ワタクシ56歳、いろんなことを考える~お年頃、お年頃。。。。

これまで飯塚支部でかかわってきた皆様、大変お世話になりました。有難うございました。

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