作曲のレッスン
jetのサウンドカーニバルにマイソング部門が始まって以来、私のレッスンメニューに「作曲」が増えました。
小さい生徒さんにも、覚えたての音楽の力で、自分の心を呟くように、鼻歌のようなモチーフを広げたり、素敵な和音や進行を覚えたら、それにあうメロディーをつけたり、とにかく作文、いや、俳句や詩歌のように楽しんで取り組んでもらってます。
その訓練からはや6年。
高校2年に成長した男子生徒、K君が作る作品、ずっとコンチェルトを中心のレッスン、時々ソロはステージを意識したレパートリーでした。でも大抵の男子生徒が好きなように、少し前にハノン制覇。まさか弾きあげるとは!
かなりの進学高校に通ってるので、勉強の忙しさも生半可では無さそう。でも、彼の秘めた音楽魂が、今回炸裂して、久しぶりの作曲でなかなかの作品ができました!
映画のテーマ曲のようでもあり、よくあるゲーム音楽のようでもあり。
先日、レッスンの時間を間違えて一時間マンションのロビーで私を待ってた彼は、五線紙にひたすら書き込んでいたらしく、その様子はひとりでかなり楽しそうにしていたらしく、マンションの方々から、あれお宅の生徒さんでしょ!ニコニコなにか、音符書いてたよ~って。
楽器を弾かなくても、彼は心で奏でて楽譜にしていたのでしょう。
次回のレッスンでは、いよいよ最終仕上げて、サウンドカーニバルのための録画を頑張ってみる予定です。
出来たらお披露目したいね!
レッスンでは、彼の作って来たものを添削するように、あれこれアドバイスすると、彼なりの感性で次々にこうしたいを奏でてくれます。
今日は、エンディングについて5分ぐらい、あれこれ説明し方向を修正立て直しを説いたら、彼いわく、「先生、いろいろ話してもらったんですが、僕はこうしたいです。すみません。」って、( ̄▽ ̄;)はっ、ソーデスカー(*^O^*)
自分のしっかりした意思を音楽構築、私は、何よりの成長をかんじました。
頑張りなさいね、なにも専門家だけの作曲ではないのよ、音楽は一生のお友だち!
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