サロンの企画
サロンコンサートを行う芸術センターとのおつきあい、もう10年ぐらいになるのかな。
時々使わせていただくサロン、以前はエレクトーンを持ち込みレッスンも行っていました。
よくやるよ、って多くの方々に驚かれたり、やや呆れられたりしながら、あそこだからこそ実感するよさを大切にしてきた私の音楽活動。
もちろん、そこに、至る様々な事情も重なりましたが、プラスに転じて進んだ結果でもあり、いまとなるとそこから得られた多くの者は、私を育ててくれました。
サロンの素敵なこと!
それは、場所に付随する壁の絵画とか、立地的なものとかのはなしではなく、あの空間。
あまり広くもないけれど、ピアノとエレクトーンを一台ずつおいて、生音のみでも耳を傾けて、聞くひとの顔をみながら、一緒に楽しむことできます。そしてそれを清涼に健やかに育む品性も備わる場所になっていると感じています。
これまでどれぐらいのサロンコンサート行ってきたのかわからないぐらい~
参加型のスタイルをとり、発表会的な意味合いがあって、だからこそのよさと、だからこそのパブリックに欠け、いろいろと反省もあります。
一口に10年というけれど、やっできたからこそ考える気づくことあるわけで、この経験は様々にいかされてきたとはいえ、形のない成果は継続がなければ成果にもなれません。
秋になると世の中は芸術に傾倒、まるでそれが人間の本能のように、なにかをしたい衝動。また煽る励ましは次へのステップにもなれるように。
より良い計画的な意味合いをもって、進んでいけたらと最近思うところです。
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